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一般的な経営計画立案のステップ
経営計画書とは
補助金や融資を申請する上で必要となるのが“経営計画書”です。補助金にしても融資にしても、その会社・事業に対して、補助金を出す価値があるか・融資を行う価値があるかを検討した上で実施可否を判断しています。その判断材料となるのが経営計画書であるため、これをしっかりと作成できるようになるのは非常に重要なものとなります。
しかし、「経営計画を立案しろ」と言われても、経営企画などの部署で従事したことのある方でないと、どのように進めていけばよいか分かりかねることと思います。そのため、ここでは、経営計画を立案するための一般的なステップについてご紹介します。
一般的な経営計画立案のためのステップ
経営計画を立案するために必要なステップは以下の通りとなります。
目指す姿の検討
↓
現状分析
↓
具体的施策の検討
↓
施策を数値に落とし込む
これらにより、最終的に施策を決め、それを数値(PL/BSなど)に落とし込む作業が一般的なものとなります。
現状分析
上記にて、経営計画を立案するための大枠のステップは整理ができました。ただ、それぞれのステップで何をすればよいかがまだ分かりかねます。そこで、まずは「現状分析」について、どのように行うかを説明します。
現状分析を行うにはSWOT分析で整理するのが一般的です。SWOT(スウォット)とは、【強み】(Strength)、【弱み】(Weakness)、【機会】(Opportunity)、【脅威】(Threat)の頭文字を取ったもので、この4つの要素を使い分析を行っていきます。この4つの要素は、以下のように企業・事業がおかれているビジネス環境の「内部環境」と「外部環境」に大別することが出来ます。
内部環境:強み(S)、弱み(W)
外部環境:機会(O)、脅威(T)
この手法により、その企業・事業の置かれている状況を可視化することで、現在の立ち位置を把握することが重要となります。なお、ここで重要となるのが「目指す姿(=目標)」を事前に捉えておくことです。これがないと、新しい事業に対する強み・弱み、機会・脅威を抽出することが出来なくなってしまいます。
具体的施策の検討
具体的施策の検討では、クロスSWOTを用いることをオススメします。クロスSWOTとは、SWOT分析で抽出した強み・弱み・機会・脅威を、以下の表の通りにそれぞれをぶつけて(クロスして)具体的施策(もしくはそのために必要な要素)を検討する手法です。
| 内部環境 | ||
強み | 弱み | ||
外部環境 | 機会 | 強み✕機会 自社の強みを生かし、成長機会をどのような戦略で捉えるか | 弱み✕機会 成長機会を捉えるために、自社の弱みをどのような戦略で克服するか |
脅威 | 強み✕脅威 自社の強みを生かし、どのようにして脅威を切り抜けるか | 弱み✕脅威 自社の弱みを踏まえ、脅威から受ける影響をいかに最小限にとどめるか、または事業撤退すべきか |
例えば、飲食店における「強み✕機会」での例としては、以下のようなものが考えられます。
強み :栄養価の高い野菜の仕入ルートを保有している
機会 :商圏に健康志向の高い富裕層が増えている
強み✕機会:たっぷり野菜の取れる新メニュー開発を行う
このように施策(そのための要素)を抽出していくのがクロスSWOTとなります。
施策を数値に落とし込む
これらのステップで検討された施策が、どのような数値(PL/BSなど)になるのか、またそれを現状数値に足し込むことで、全体の数値がどのようになるかを作成していきます。これらを行うことで経営計画を作成することができます。
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