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M&Aにおける企業価値とは(前編)
「企業価値評価」とは、会社自体の価値やその会社の株式の価値を算出するための手法をいいます。非上場企業は株式が証券市場で売り買いをされていないため、市場価値を知ることができません。そのため自社にどれくらいの価値があるのかを算出することが必要となります。
なお、この企業価値の算出を「企業価値評価(バリュエーション)」とも言います。バリエーションにより算出された自社の企業価値が理にかなっているかどうかを把握することで、譲受企業との交渉に臨む際に、納得感を持って進めることができます。
企業価値の要素
会社の価値の構成要素を図解すると、下記のとおりとなります。
図の全体的な構成は、貸借対照表とよく似ています。
図の左側部分
まず、貸借対照表なら「資産」に相当するのが「企業価値(EV)」(Enterprise Valueの略)です。企業価値は、会社全体の価値を言います。
会社の価値の大半は「事業自体の価値(事業価値)」です。ただし、会社は事業とは直接的には関係のない財産(非事業用資産)を持っていることが大半です。
●事業に対する必要以上の資金である「余剰資金」
これらの財産は事業とは別に価値が存在しています(非事業価値)。企業価値は、事業自体の価値(事業価値)と事業とは直接的には関係のない財産(非事業価値)を合算した金額になります。
「のれん」とは
突然ですが、M&Aの会話でよく耳にする「のれん」とはなんでしょうか。この「のれん」は、事業価値の一部を指します。事業の価値とは、個別の資産負債の価値を単純合計したものではありません。それぞれの資産・負債が連携することで生み出される価値のことで、これは単なる資産価値の合計を上回る価値を生み出します。これらの差額が「のれん」です。なお、“のれん”という名前からも想像できる通り「ブランド的価値」と捉えることもできるでしょう。
一方、事業以外の財産は、その資産自体の値上がり・下がりはあっても、それぞれが連携して単体以上の価値を生み出すことはありません。そのため、「のれん」は非事業価値のものではなく、事業価値の一部だということがわかります。
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