ローカルベンチマークの紹介

ローカルベンチマーク(通称:ロカベン)というツールをご存知でしょうか。これは経済産業省が提供しているツールで、企業の経営状態の把握を行うことができるものとなっています。
これまで企業分析についての記事をいくつか投稿させていただきましたが、これを用いることで貴社の強みや弱み、また今後どういった方向性で事業を行っていくかなどを整理することができます。

ローカルベンチマークの概要

経済産業省の資料によるとローカルベンチマークは以下のためのツールであると記載されています。

■将来の成長のために、いまの自分自身を見つめなおすツール
■企業や金融機関・支援機関等が対話を行うための共通言語

ローカルベンチマークの構成は以下の通りです。

①業務フロー・商流
②4つの視点(内外環境を4つの分類で分析)
③財務分析

つまりローカルベンチマークでは、③による財務分析に加えて、①および②にて非財務分析(財務諸表に現れない強み・弱みなど)を実施する構成となっています。

ローカルベンチマークを行うことの効果

主な効果としては会社の強み、または弱みを把握して次のアクションに繋げていくことではありますが、それらを視える化することにより、以下のような副次的効果も得ることができます。

<会社PR/人材確保>
会社の強みを視える化することは、その会社の魅力を視える化することに繋がります。
これを活用しての会社のPR、そしてそれによる人材確保にも活かすことができます。

<組織力強化/後継者確保>
強み・弱みおよび今後の方向性を視える化することで、それらを社員と共有することも容易になります。また、これにより事業承継をスムーズに行うことにも繋がります。

<経営計画/新事業展開>
内外環境を整理することで、今後の成長戦略を描くことができるようになります。
埋没していた強みを活かして、新規事業の立ち上げを行うこともあるかもしれません。

<金融機関・支援機関との対話材料>
強み・弱みおよび今後の方向性を視える化することは、社員だけでなく、金融機関および支援機関との対話も容易にできるようになります。

ローカルベンチマークのサイト

上記以外にも経済産業のサイトには事例紹介など上記に記載した内容以外にもコンテンツがございます。ご興味をお持ち頂けましたら、以下のサイトからご覧になっていただければと思います。

ローカルベンチマークサイト

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